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アゼルバイジャン国立オペラ・バレエ劇場に対する文化無償協力について

平成16年1月15日

  1. わが国政府は、アゼルバイジャン共和国に対し、アゼルバイジャン国立オペラ・バレエ劇場が照明機材を購入するため(the supply of lighting equipment to the Azerbaijan State Academic Theatre of Opera and Ballet)、4,250万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が1月15日(木)、バクーにおいて、わが方藤原稔由在アゼルバイジャン大使と先方ポラド・ビュルビュルオグル文化大臣(Polad Bulbuloglu, Minister of Culture)との間で行われた。

  2. アゼルバイジャン国立オペラ・バレエ劇場は、アゼルバイジャンで唯一オペラ・バレエ公演を行う劇場として、世界的に有名なオペラ・バレエのみならず、国内外の優れた音楽家の作品を上演している。また、同国民族音楽、ダンス、ポップスの公演、記念式典等も行うなど幅広い文化・芸術事業を行っており、同国における文化発信の中心的役割を担っている。しかしながら、同劇場が所有している照明機材は、老朽化が著しく、機材の整備が急務となっているが、同国の厳しい経済情勢下においては、同劇場に対する予算には限界があり、必要な機材の調達が極めて困難な状況となっている。
     このような状況の下、アゼルバイジャン政府は、アゼルバイジャン国立オペラ・バレエ劇場が照明機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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