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モザンビーク柔道連盟に対する文化無償協力について

平成15年11月21日

  1. わが国政府は、モザンビーク共和国政府に対し、モザンビーク柔道連盟が柔道器材を購入するため(the supply of Judo equipment to Mozambique Judo Federation )、3,000万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が、11月21日(金)、マプトにおいて、津嶋冠治在モザンビーク共和国大使と先方フランセス・ヴィトリア・ヴェリョ・ロドリゲス外務協力副大臣(Ms. Frances Vitoria Velho Rodrigues, Vice-Minister of Foreign Affairs and Co-operation of the Republic of Mozambique)との間で行われた。

  2. モザンビーク柔道連盟は、首都マプトに所在する同国唯一の柔道団体として、国内の柔道場を統括しており、同国で活躍している柔道選手は国際大会で入賞する等、世界トップレベルの実力を有し、彼らの指導の下、国内の柔道人気は高まりを見せている。また同連盟は、児童・ジュニア・成人対象の全国トーナメントを主催したり、南アフリカの選手を招待し国際親善試合を実施する等、国民への柔道普及に大きく貢献している。しかしながら、同国の厳しい経済事情から、各道場では柔道畳や柔道着が質量ともに不足しており、大幅に活動が制限されているのが現状である。
     このような状況の下、モザンビーク政府は、国民の間で関心の高い柔道のさらなる普及と活動の活性化を目的に、モザンビーク柔道連盟が柔道器材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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