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チュニジアにおける草の根・人間の安全保障無償資金協力の実施について

平成15年10月28日

  1. わが国政府は、チュニジアにおける「ウレド・スイス小学校整備計画」および「農村女性の訓練用裁縫関連機材購入計画」の実施に資することを目的として、総額約560万円を限度とする草の根・人間の安全保障無償資金協力を行うこととし、10月28日(火)、在チュニジア日本大使館において、チュニジア訪問中の川口外務大臣の立ち会いの下、わが方小野安昭在チュニジア大使と、先方アマール・ケミリ「ケロアン自立発展協会」会長(Mr. Ammar KHEMILI, President de l' Association Kairouannaise d' Auto-Developpement)、およびラシード・ベン・アイヤード「雇用・住宅向上連盟」総裁(Mr. Rachid BEN AYED, President de l' Association pour la Promotion de l' Emploi et du Logement)との間でそれぞれ贈与契約の署名を行った。

    (1)「ウレド・スイス小学校整備計画」(Projet d'amenagement de l'ecole primaire a Ouled Suisse)
     被供与団体:ケロアン自立発展協会
     供与限度額:約390万円

    (2)「農村女性の訓練用裁縫関連機材購入計画」(Projet d' acquisition de machines a coudre pour la formation des femmes rurales en couture, tissage et tricotage)
     被供与団体:雇用・住宅向上連盟
     供与限度額:約93万円

  2. (1)「ウレド・スイス小学校整備計画」
     首都チュニスより南に約200kmに位置するウレド・スイス地区には約800人の住民が住んでおり、ウレド・スイス小学校には現在約130人の児童が通っているが、現在教室は2つしかなく、学年により児童を分け交代で授業を行っているため、授業のない児童は外で待機を余儀なくされる等の問題が生じている。また、衛生施設(トイレ・手洗い場)は老朽化が著しく、児童の衛生上好ましくない状態となっている。この計画の実施により、児童がより適切な環境の中で教育が受けられるようになることが期待される。

    (2)「農村女性の訓練用裁縫関連機材購入計画」
     首都チュニスの北西約250kmに位置する山岳・森林地域には、約1,500名の住民が住んでいるが、同地域の職業訓練環境を整備し貧困地域における所得増加をはかることが同国の重要な課題となっている。この計画の実施により、ミシン、機織り機等が供与され、同地域における女性の技術が向上し、女性の社会参加、経済的自立に資することが期待される。

    (参考)チュニジアは北部アフリカに位置し、人口は約970万人、1人あたりGNI(国民総所得)は2,070ドルである。
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