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アルジェリア柔道連盟に対する文化無償協力について

平成15年9月27日

  1. わが国政府は、アルジェリア民主人民共和国に対し、アルジェリア柔道連盟が柔道器材を購入するため(the supply of Judo equipment to Algerian Judo Federation)、3,470万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が、9月27日(土)、アルジェにおいて、わが方浦辺彬在アルジェリア民主人民共和国大使と先方ブジェマー・ハイシュール青年・スポーツ大臣(Boudjemaa Haichour, Minister of Youth and Sports)の間で行われた。

  2. アルジェリアでは、1963年の独立早々にアルジェリア柔道連盟が設立されるほど柔道への関心が高く、現在同国には700の柔道クラブが活動し、12万3,000名の競技人口がいる。こうした柔道普及への理想的な環境の中、同柔道連盟では、柔道訓練の促進、柔道大会の開催、国際柔道大会への選手派遣等を通じて、同国の柔道普及の最大拠点として、重要な役割を果たしている。
     しかしながら、同連盟では、多数の柔道競技人口に対して十分な柔道普及活動を行うための器材が質量共に不足しており、必要な器材の整備が急務になっているが、同国の厳しい財政状況のため、購入は困難な状況にある。
     このような状況の下、アルジェリア政府は、アルジェリア柔道連盟が柔道器材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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