
タンザニアに対する無償資金協力(食糧援助)について
平成15年4月17日
- わが国政府は、タンザニア連合共和国政府に対し、6億円の無償資金協力(食糧援助)を行うこととし、このための書簡の交換が4月17日(木)、ダルエスサラームにおいて、わが方出木場一実在タンザニア大使と先方グレイ・S・ムゴンジャ大蔵次官(Mr. Gray S. Mgonja, Permanent Secretary, Ministry of Finance)との間で行われた。
- タンザニアでは、干ばつや病害虫等の被害により食糧不足が生じており、同国農業省によると、本年についても穀物不足が見込まれている。
このため同国政府は、国内の備蓄穀物を放出するとともに、独自に食糧の緊急輸入を行う努力を行っているが、予算不足から食糧不足を解消することができない状況にある。
このような状況の下、タンザニア政府は、食糧の購入に必要な資金につき、わが国政府に対し無償資金協力を要請してきたものである。