国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

ガンビアに対する無償資金協力(食糧援助)について

平成15年4月14日

  1. わが国政府は、ガンビア共和国政府に対し、2億1,000万円を限度とする額の無償資金協力(食糧援助)を行うこととし、このための書簡の交換が、4月14日、バンジュールにおいて、わが方中島明在ガンビア大使と先方バブカール・ブレ-ズ・ジャーニュ外務大臣(Mr. Baboucar Blaise Jagne, Secretary of the State for Foreign Affairs)との間で行われた。

  2. ガンビアにおける農業は、全労働人口の約80%が従事し、国内総生産の約27%を占める基幹産業であり、主要食糧作物として米の他、ソルガム、ミレット等の雑穀およびトウモロコシが生産されている。しかしながら、これら主要作物の多くは生産性の低い伝統的農法によって栽培されており、その生産量は国内の食糧需要に追いついていない。食糧自給率は約50%と低迷し、不足分は米、小麦等の輸入に依存している。

  3. このような状況の下、ガンビア政府は、食糧不足を改善するために必要な米を購入するための資金につき、わが国政府に対し、無償資金協力を要請してきたものである。
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