
ウガンダ国立劇場・文化センターに対する文化無償協力について
平成15年3月25日
- わが国政府は、ウガンダ共和国政府に対し、ウガンダ国立劇場・文化センターが視聴覚機材を購入するため(the supply of audio-visual equipment to the Uganda National Theater and Cultural Center)、3,490万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が3月25日(火)、カンパラにおいて、わが方三木達也在ウガンダ共和国臨時代理大使と先方ジェラルド・センダウラ大蔵・計画・経済開発大臣(Hon. Gerald Ssendaula, Minister of Finance, Planning and Economic Development)の間で行われた。
- ウガンダ国立劇場・文化センターは、ウガンダにおける最大の国立劇場として、各種舞台芸術の開催の他、芸能・芸術の記録・保存資料の一般公開を行い、同国における文化・芸術の発展に貢献している。また、同劇場・文化センターは、日本・ウガンダ国交樹立40周年記念行事「ジャパン・フェスティバル」の一環として、2002年11月に日本国際交流基金事業「カンパラ日本映画祭」を共催する等、わが国との文化交流を積極的に行っている。しかしながら、同劇場・文化センターが所有する視聴覚機材は、その公演を効果的に実施するには質量ともに不十分な状況にあるため、新たな機材を購入を必要としているが、同国の厳しい経済情勢においては機材の更新は困難な状況にある。このような状況の下、ウガンダ共和国政府は、ウガンダ国立劇場・文化センターが視聴覚機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。