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ウガンダの「第二次カンパラ市内幹線道路改善計画」に対する無償資金協力について

平成14年11月25日

  1. わが国政府は、ウガンダ共和国政府に対し、「第二次カンパラ市内幹線道路改善計画」(the project for Improvement of Trunk Roads in Kampala, PhaseII)の実施に資することを目的として、3億6,800万円を限度とする額の無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が、11月25日(月)、カンパラにおいて、わが方三木達也在ウガンダ臨時代理大使と先方ジェラルド・センダウラ大蔵・計画・経済開発大臣(Hon. Gerald Ssendaula, Minister of Finance, Planning and Economic Development)との間で行われた。

  2. ウガンダの首都カンパラは、国内主要都市への交通の起点であるばかりでなく、ルワンダ、ブルンジおよびコンゴ民主共和国といった近隣内陸諸国と海への出口であるケニアのモンバサ港を結ぶ重要な国際幹線道路上に位置し、ウガンダ全国の交通量の三分の二が集中している。その結果、カンパラ中心部では交通渋滞が慢性化するとともに、路面の劣化等道路機能が大幅に低下したことによる交通事故が頻発し、同国の経済活動に深刻な影響を及ぼしている。
     このような状況の下、ウガンダ政府は、特に緊急性の高いナテテ道路およびガバ道路の改修のため、「第二次カンパラ市内幹線道路改善計画」を策定し、この計画の実施のために必要な資金につき、わが国政府に対し無償資金協力を要請してきたものである。

  3. この計画の実施により、道路部分および交差点の交通容量が拡大され、平成10年に 実施した「カンパラ市内幹線道 路改善計画」とあわせ、交通渋滞が緩和され、安全で円滑な道路交通機能が回復すること が期待される。
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