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エクアドルのクエンカ市プラネタリウムに対する文化無償協力について

平成14年5月30日

  1. わが国政府は、エクアドル共和国政府に対し、クエンカ市プラネタリウムが 投影機および視聴覚機材(オーロラ等補助投影機、ビデオプロジェクター他)を購入するため(the supply of projector and audio-visual equipment to the Planetarium of Cuenca City)、3,780万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が5月29日(火)(日本時間30日)、キトにおいて、わが方戸田勝規在エクアドル大使と先方ハインツ・メレル・フレイレ外務大臣(Heinz Moeller Freile, Minister of Foreign Affairs)との間で行われた。

  2. クエンカ市プラネタリウムは、1987年に設立され、通常の上映会に加え、エクアドル天文学協会クエンカ支部と協力し、天文学関係の会議やビデオ上映、彗星の追跡や天体観測等天文学の研究に携わっている他、写真展や絵画コンクール等様々な文化活動を行っている。しかしながら、上映に必要な投影機や視聴覚機材が不足しており、新たな機材を購入することを希望しているが、予算上の制約から困難な状況にある。
     このような状況の下、エクアドル政府は、クエンカ市プラネタリウムが投影機および視聴覚機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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