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インドに対する円借款の供与について

平成14年3月28日

  1. わが国政府は、インド政府に対し、継続案件である「シマドリ・ヴァイザック送電線建設計画(II)」および「西ベンガル州送電網整備計画(II)」について、総額95億2,700万円までの円借款を供与することとし、このための書簡の交換が、3月28日(木)、ニューデリーにおいて、わが方平林博在インド大使と先方ヴァスデヴ大蔵省経済担当次官(Mr. Chander Mohan Vasudev, Secretary(Economic Affairs), Ministry of Finance)との間で行われた。

  2. 対象案件

     今回円借款を供与する2案件は1997年度(シマドリ・ヴァイザック送電線建設計画)および1996年度(西ベンガル州送電網整備計画)に第I期分として供与した円借款資金により既に工事が実施されている継続案件である。第I期分の資金のみでは近日中に資金不足により工事が中断し、これまで行ってきた工事等が無駄になり、本件計画の完成の目処が立たなくなることから、本計画を完成させるため、今般円借款を継続実施することとしたものである。円借款供与限度額と供与条件は次のとおり。

    (1)対象案件の円借款供与限度額
    シマドリ・ヴァイザック送電線建設計画(II) 64億円
    西ベンガル州送電網整備計画(II) 31億2.700万円
    (合計) 95億2.700万円

    (2)供与条件
    (イ)金利: 年1.8%
    (ロ)償還期間: 30年(10年の据置期間を含む)
    (ハ)調達条件: 一般アンタイド
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