国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

カメルーンに対する債務救済措置について

平成13年8月30日

  1. わが国政府は、カメルーン共和国政府に対する債務救済措置(債務繰延方式)に関し、同国政府との間で交渉を行ってきた結果、このほど繰延金利を含む繰延条件の細目につき合意したので、このための書簡の交換が8月30日(木)ヤウンデにおいてわが方加藤基在カメルーン臨時代理大使と先方ミッシェル・メヴァ・メブトゥ経済・大蔵大臣(Michel MEVA'A M'EBOUTOU, Ministre de l' Economie et des Finances)との間で行われた。

  2. 今回の債務救済措置の内容は次の通り。

    (1)繰延対象債権
    カメルーンが国際協力銀行に負う債務のうち一定のもの
    (2)繰延債務の総額
    国際協力銀行関係債務:27億8,020万6,187円
    (3)返済方法
    2018年12月31日に始まる48回の半年賦払
    (4)繰延金利
    年1.8%


  3. 今回の債務救済措置は、2001年1月24日に採択されたパリ・クラブの合意議事録に基づき、カメルーン政府との間で行ってきた債務救済に関する取決めについて、二国間交渉が合意を見るに至ったことによるものである。
     なお、カメルーンに対するパリ・クラブによる債務救済措置は今回が6回目となる。
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