平成14年1月25日

1. わが国政府は、ウズベキスタン共和国政府に対し、ウズベキスタン・テレラジオ国営会社が番組ソフトを購入するため（the Supply of Japanese TV programs to the Uzbek Television and Radio Company)、3,880万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が1月25日（金）、タシケントにおいてわが方中山恭子在ウズベキスタン大使と先方ガニエフ・エリヤル・マジドビチ対外経済関係省大臣（Ganiev El'yar Madzjidovich/ Minister of Foreign Economic Relations)との間で行われた。
   
   
2. ウズベキスタン・テレラジオ国営会社は、ウズベキスタン全土で報道、文化教育およびスポーツ等のラジオとテレビ放送を行っており、旧ソ連政権の下で長年にわたり幅広い情報から隔離されていたウズベキスタン国民の知る権利を担保する報道機関であり、報道を通じて同国の文化・教育およびスポーツの振興のために重要な役割を果たしている。しかし、旧ソ連から独立後も財政状況が困難なため、独自に番組を作成することや他国から番組ソフトを購入することに支障をきたしている。
   　このような状況の下、ウズベキスタン政府は、ウズベキスタン・テレラジオ国営会社が番組ソフトを購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。