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ケニア・ウタリー大学に対する文化無償協力について

平成14年1月14日

  1. わが国政府は、ケニア共和国政府に対し、ケニア・ウタリー大学がLL機材および視聴覚機材(語学研修用機材、ビデオ映写機材他)を購入するため(the supply of equipment for language laboratories and audio-visual equipment to the Kenya Utalii College)、4,630万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が1月14日(月)、ナイロビにおいて、わが方細谷龍平在ケニア臨時代理大使と先方クリストファー・オブレ大蔵大臣(Mr. Christopher M. Obure, Minister for Finance)との間で行われた。

  2. ケニア・ウタリー大学は1975年に設立され、ケニアを支える産業の一つである観光産業の担い手となる人材を育成する目的で設立され、海外からの観光客に対応できるよう外国語の授業が行われており、ケニアにおける日本語学科が存在する唯一の大学となっている。同大学は授業の拡充に必要な機材を購入することを希望しているが、予算上の制約から困難な状況にある。
     このような状況の下、ケニア政府は、ケニア・ウタリー大学がLL機材および視聴覚機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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