
ミャンマーのヤンゴン外国語大学に対する文化無償協力について
平成14年3月29日
- わが国政府は、ミャンマー連邦政府に対し、ヤンゴン外国語大学が日本語学習機材を購入するため(the supply of Japanese language learning equipment to the University of Foreign Languages, Yangon)、3,500万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が3月29日(金)、ヤンゴンにおいて、わが方津守滋在ミャンマー大使と先方ミョウ・ニュン教育省副大臣(H. E. U Myo Nyunt, Deputy Minister, Ministry of Education)との間で行われた。
- ヤンゴン外国語大学は、マンダレー外国語大学と並びミャンマーを代表する外国語大学であり、日本語を含む9カ国語の学科を有するほか、社会人向けの人材育成コースを設け、同国の語学教育に重要な役割を担っている。同大学の中でも日本語学科は、英語に次いで人気のある学科であり、年々学生数も増加しているが、日本語教育を行うにあたって必要とされる十分な語学学習用機材が不足しており、財政的にも新規に機材を購入することが困難な状況となっている。
このような状況の下、ミャンマー政府は、ヤンゴン外国語大学が日本語学習機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。