国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

マレーシアの国立劇場に対する文化無償協力について

平成14年3月19日

  1. わが国政府は、マレーシア政府に対し、国立劇場が視聴覚機材(ビデオカメラ、ビデオ編集機材他)を購入するため(the supply of audio-visual equipment to Istana Budaya(Malaysia's National Theatre))、4,570万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が3月19日(火)、クアラルンプールにおいて、わが方小西正樹在マレーシア大使と先方アーマッド・フージー・ハジ・アブドゥル・ラザク外務次官(Dato' Ahmad Fuzi Hj. Abdul Razak, Secretary General, Ministry of Foreign Affairs)との間で行われた。

  2. 国立劇場は、1972年にマレーシア文化・芸術・観光省の傘下に設立された同国最大の劇場で、1999年には、マハティール首相臨席の下、観客1,500人を収容する新劇場もオープンし、同国の芸術活動振興に重要な役割を担っている。同劇場は、質の高い内外の芸術家による演奏、公演の充実に努めている。しかし、近年の経済危機の影響を受け、演奏、公演に必要な機材の購入が困難な状況となっている。
     このような状況の下、マレーシア政府は、国立劇場が視聴覚機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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