
ザンビアのエブリンフォン・カレッジに対する文化無償協力について
平成14年2月26日
- わが国政府は、ザンビア共和国政府に対し、エブリンフォン・カレッジが楽器(ピアノ、管楽器、打楽器等)を購入するため(the supply of musical instruments to the Evelyn Hone College)、2,690万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が2月26日(火)、ルサカにおいて、わが方五月女光弘在ザンビア大使と先方エマヌエル・G.・カソンデ大蔵国家計画大臣(The Honourable, Emmanuel G.
Kasonde, Minister of Finance and National Planning)との間で行われた。
- エブリンフォン・カレッジは、1963年に設立されたザンビアで第3番目の規模を誇る芸術・商業系大学であり、ザンビアの芸術教育の中心となっている。同校はザンビア唯一の音楽教師指導養成機関となっており、その卒業生はザンビア全土に散らばり小中学校で音楽を教えている。しかし、現在授業で使われている楽器は老朽化しており、新たな楽器を購入することを希望しているが、予算上の制約から困難な状況にある。
このような状況の下、ザンビア政府は、エブリンフォン・カレッジが楽器を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。