国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

南アフリカ国立視聴覚公文書館に対する文化無償協力について

平成14年2月18日

  1. わが国政府は、南アフリカ共和国政府に対し、国立視聴覚公文書館が視聴覚機材(映写機、フィルム編集機等)を購入するため(the supply of audio-visualequipment to the National Film, Video and Sound Archives)、4,860万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が2月18日(月)、プレトリアにおいて、わが方榎泰邦在南アフリカ大使と先方ベン・ヌグバネ芸術文化科学技術大臣 (Ben S. Ngubane, Minister of Arts, Culture, Science and Technology)との間で行われた。

  2. 南アフリカ国立視聴覚公文書館は、1985年に設立され、南アフリカに関する歴史的な視聴覚資料の発掘、管理、保存を行っており、国民に対し資料閲覧サービスを提供している。同館では、南アフリカの歴史を記録したフィルムやテープ、レコードといった貴重な資料を多数収集・保存しており、研究者のみならず国民に広く南アフリカの歴史を知ってもらうよう積極的な活動を展開することを計画している。しかし、既存の機材は老朽化しており、新たな機材を購入することを希望しているが、予算上の制約から困難な状況にある。
    このような状況の下、南アフリカ政府は、国立視聴覚公文書館が視聴覚機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである
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