
トルコのチャナッカレ3月18日大学に対する文化無償協力について
平成14年2月18日
- わが国政府は、トルコ共和国政府に対し、チャナッカレ3月18日大学が日本語学習機材を購入するため(the supply of Japanese language laboratory equipment to Canakkale Onsekiz Mart University )、4,520万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が2月18日(月)、アンカラにおいて、わが方竹中繁雄在トルコ大使と先方センジャル・オズソイ外務次官補(H.E.Ambassador Sencar OZSOY ,Deputy Undersecretary, Ministry of Foreign Affairs)の間で行われた。
- チャナッカレ3月18日大学は、日本語学科を擁する大学の1つであり、これまで多くの優秀な人材を社会に輩出している。特に、同大学日本語学科は、トルコ唯一の日本語教員の育成コースを有しており、トルコの日本語教育の核となっている。しかしながら、教育用機材の老朽化および欠如が著しいにもかかわらず、予算不足によりこれら機材の拡充が困難となっている。
このような状況の下、トルコ政府は、チャナッカレ3月18日大学が日本語学習機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。