国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

ウズベキスタンに対する無償資金協力(ノンプロジェクト無償資金協力)について

平成14年2月18日

  1. わが国政府は、ウズベキスタン共和国政府に対し、9億5,000万円を限度とする額の無償資金協力(ノンプロジェクト無償資金協力)を行うこととし、このための書簡の交換が2月18日(月)タシケントにおいて、わが方中山恭子在ウズベキスタン大使と先方ガニエフ・エリヤル・マジドヴィチ対外経済関係大臣(Mr.Ganiev El'yar Madzjidovich,Minister of Foreign Economic Relations)との間で行われた。

  2. ウズベキスタンは、1991年に独立国家となり、「漸進主義」(市場経済への段階的移行)による改革を実施しつつ、世銀・IMF(国際通貨基金)との協調および貧困削減努力などの取組みを進めている。しかし、同国は主要輸出産品(綿花)の国際価格の下落やアフガニスタン問題による支出の急増に伴い、厳しい経済状況にある。
    今般、わが国政府は、ウズベキスタンの平和構築への努力を支持するとともに、隣国アフガニスタンの恒久的平和と安定を実現するためには周辺諸国の協力が不可欠であるとの観点から、テロとの闘いに取り組む中で困難に直面している同国に対する支援として、また1月18日に表明した10億円の支援の一環として、市場経済化および貧困削減努力の一層の推進に取り組んでいるウズベキスタン政府に対してノンプロジェクト無償資金協力を供与することとしたものである。
このページのトップへ戻る
目次へ戻る