
エストニア音楽大学に対する文化無償協力について
平成13年12月20日
- わが国政府は、エストニア共和国政府に対し、エストニア音楽大学(国立)が音響機材を購入するため(the Supply Sof sound equipment to the Estoian Academy of Music)、4,070万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が12月20日(木)、タリンにおいて、植竹繁雄外務副大臣立ち会いの下、わが方長谷川憲正在エストニア大使と先方トーマス・ヘンドリック・イルベス外務大臣(Toomas SHendrik Ilves , Minister of Foreign Affairs)の間で行われた。
- エストニア音楽大学は、1919年に設立されて以来、エストニアで最高水準の音楽教育機関として、多くの音楽家を輩出してきた。また、本格的な音響機材のエンジニア(トーンマイスター)育成にも努めているが、十分な音響機材が存在しないため、支障をきたしている。
このような状況の下、エストニア政府は、エストニア音楽大学が音響機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。なお、本年、わが国政府とエストニア政府は、両国の新たな外交関係樹立10周年の佳節を迎えた。