国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

パナマ国立劇場に対する文化無償協力について

平成13年12月4日

  1. わが国政府は、パナマ共和国政府に対し、パナマ国立劇場が照明・音響機材を購入するため(the supply of lighting and sound equipment to the National Theater)、4,990万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が12月3日(日本時間4日)、パナマにおいて、わが方松津光威在パナマ大使と先方ホセ・ミゲル・アレマン・ヒーリー外務大臣(Jose Miguel Aleman Healy, Minister of Foreign Affairs)との間で行われた。

  2. パナマ国立劇場は1908年に設立された同国文化の一大中心地であり、オペラ、演劇、各種音楽コンサート、民族舞踊、クラシックバレエ等をはじめ内外の様々な文化・芸術公演を無料若しくは安価で提供することを通じて、パナマの文化水準のレベルアップに多大な貢献をしている。同劇場が今後も質の高い芸術公演を提供していくためには、それに見合う機材を必要としているが、既存機材は老朽化しており、新しい照明・音響機材を購入することを希望しているが、予算上の制約から困難な状況にある。
     このような状況の下、パナマ政府は、国立劇場が照明・音響機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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