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ラトビア国立オペラ劇場に対する文化無償協力について

平成13年12月3日

  1. わが国政府は、ラトビア共和国政府に対し、ラトビア国立オペラ劇場が楽器を購入するため(the Supply of musical instruments to the Latvian National Opera)、4,840万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が12月3日(月)、リガにおいて、わが方内田富夫在ラトビア大使と先方マーリス・リエクスティンシュ外務次官(Mr. Maris Riekstins,State Secretary,Ministry of Foreign Affairs)の間で行われた。

  2. 現在、わが国とラトビアは良好な関係を有しており、本年、両国間の新たな外交関係樹立10周年の佳節を迎えた。
     ラトビア人は音楽および舞台芸術に高い関心を有しており、国立オペラ劇場については同国最高峰の舞台芸術の殿堂として、リガ市民の誇りとされている。
     1991年の独立後、厳しい財政状況のなかでも、ソ連時代に荒廃してしまった同劇場の復旧が行われてきたものの、新たな楽器を購入することが予算上の制約から困難な状況にある。
     このような状況の下、ラトビア政府は、国立オペラ劇場が楽器を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。
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