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ニカラグアに対する無償資金協力(食糧増産援助)について
-ニカラグアの食糧自給に対する支援-

平成13年5月31日

  1. わが国政府は、ニカラグア共和国政府に対し、5億円を限度とする額の無償資金協力(食糧増産援助)を行うこととし、このための書簡の交換が5月30日(日本時間31日)、マナグアにおいて、わが方清水邦夫在ニカラグア大使と先方アギーレ外務大臣(FRANCISCO AGUIRRE SACASA, MINISTRO DE RELACIONES EXTERIORES)との間で行われた。

  2. ニカラグアは、肥沃な平原を有する中米の中では農業生産の潜在能力の高い国として農業が国内経済の中心を支えていたが、10年にわたる内戦の影響を受け農業が衰退した。内戦後、大規模農園におけるコーヒーやたばこ等の輸出農作物の生産は増加しているが、米、フリホール豆、トウモロコシ、ソルガム等の基礎穀物は零細農家により生産されているため生産性が低い。
     このためニカラグア政府は、経済の基幹産業としての農業を復興させ基礎穀物の自給を達成すべく尽力しており、「農業開発計画(1998ー2002年)」を策定し、農業技術訓練、新農業技術の普及、貧農の土地所有の推進等を通じ、農業生産性の向上を目指している。しかし、1998年10月に同国を襲ったハリケーンおよび1999年9月から10月に発生した洪水は、同国の農業に甚大な被害をもたらしたが、未だその復興が十分に進んでいない。
     こうした状況を踏まえ、ニカラグア政府は、農村地帯における基礎穀物の生産性向上のための食糧増産計画を策定し、この計画のための農業資機材(肥料・農機)の購入に必要な資金につき、わが国政府に対し無償資金協力を要請してきたものである。

  3. この援助により、基礎穀物の生産性の向上を通じ同国の経済・社会開発に資することが期待される。
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