国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

ガンビアに対する無償資金協力(食糧増産援助)について

平成13年5月25日

  1. わが国政府は、ガンビア共和国政府に対し、1億7,000万円を限度とする額の無償資金協力(食糧増産援助)を行うこととし、このための書簡の交換が、5月25日(金)セネガル共和国のダカールにおいて、わが方古屋昭彦在ガンビア大使(セネガルにて兼轄)と先方アントゥマン・サホ在セネガル・ガンビア共和国高等弁務官(Antouman SAHO, High Commissioner of the Republic of The Gambia in the Republic of Senegal)との間で行われた。

  2. ガンビアでは、農業は耕作面積が約15.9万haと限定されているにもかかわらず、未だに伝統的農法を中心に行われているため、生産性が低い状況が続いている。
     そのためガンビア政府は、農業生産の向上、特に食糧自給の向上を最優先課題として位置づけ、農業生産の多様化および伝統的天水農業と近代的灌漑農業の双方を利用した農業の持続的発展等を具体的目標に設定し、疲弊した農作地の肥沃化および農業の近代化に取り組んでいる。
     このような状況の下、ガンビア政府は、米を中心とした国内自給達成を目的にした「食糧増産計画」を策定し、この計画を実施するために必要な農業機械、肥料および農薬を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対し、無償資金協力を要請してきたものである。
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