
ラオス国営テレビ局に対する文化無償協力について
平成13年5月22日
- わが国政府は、ラオス人民民主共和国政府に対し、ラオス国営テレビ(Lao National Television)が番組ソフトを購入するため、4,340万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が5月23日(水)、ビエンチャンにおいて、わが方宮本吉範在ラオス大使と先方ポンサワット・ブーパ外務副大臣(H. E. Mr.Phongsavath Boupha, Vice Minister of Foreign Affairs)の間で行われた。
- ラオス国営テレビ局は、ラオス唯一のテレビ局として、多くの一般市民に文化・教育・情報番組を提供している。同テレビ局の番組は、全人口の7割程度にあたる380万人が視聴可能であり、平均視聴率も10%と高い。
同テレビ局は、同国における情報発信の中心的な役割を担っているが、未だ十分に文化・教育番組を自社制作することが出来ない状況にある。
このような状況のもと、ラオス政府は、ラオス国営テレビ局が番組ソフトを購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。