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ガーナの「小中橋梁建設計画」ほか1件に対する無償資金協力について
-地方の支線道路改善のための支援および食糧援助-

平成13年5月11日

 わが国政府は、ガーナ共和国政府に対し、「小中橋梁建設計画」および「食糧援助」の実施に資することを目的として、合計12億8,100万円を限度とする額の無償資金協力を行うこととし、このための書簡の交換が5月11日(金)、アクラにおいて、わが方新田宏在ガーナ大使と先方ハックマン・オウス=アジェマン外務大臣(Mr.Hackman Owusu-Agyemang, Minister for Foreign Affairs)との間で行われた。

(1) 小中橋梁建設計画:
the project for Construction of Small and
Medium Scale Bridges
10億 100万円
(平成13年度2億6,200万円)
(平成14年度6億 300万円)
(平成15年度1億3,600万円)
(2) 食糧援助:
Food Aid
2億8,000万円

【参考資料】

1.「小中橋梁建設計画」

 ガーナ地方部の、特に支線道路部分では、橋梁の架けられていない河川や車両の通行不可能な木橋等が多く存在する。また、コンクリート橋の多くも設計に際して十分な解析が行われていなかったり、構造が十分でないため、雨季にはほとんどが通行不能に陥っている。このような道路事情により、人や生産物の移動が制約されているだけでなく、地域住民にとっては、病院・学校等基本的な社会サービスも制約されている状態であり、住民の生活水準の向上および経済活動の大きな障害となっている。
 ガーナ政府は、このような状況を改善し、地方部における住民の生活改善および地域経済の振興のため、「小中橋梁建設計画」を策定し、この計画のための地方部支線道路上の問題箇所における鋼製簡易橋梁に必要な資機材の調達および一部建設に必要な資金につき、わが国政府に対し無償資金協力を要請してきたものである。
 本計画の実施により周辺住民約23万人に対し、自動車やバスによる交通サービスの享受、雨季における交通途絶の解消、迂回距離の短縮、アクセス可能な市場の増加などの効果が期待される。
 なお、わが国政府は、平成7年度には同国南部地域での小規模橋梁建設に必要な資機材供与を、また平成8年度には同地域での小規模橋梁建設を無償資金協力により実施しており、同地域での住民生活の改善に大きく貢献したとして高い評価を得ている。本計画では、前の2案件で対象に含まれなかった南部および北部地域を主な対象としており、本件協力実施により、過去の協力とあわせ、ガーナ全国における小中規模橋梁の建設に貢献することになる。

2.「食糧援助」

 ガーナでは、農業は国内総生産(GDP)の44%、就労人口の57.6%を占める基幹産業である。一方で、その多くは小規模な天水に依存した伝統的な農法を営んでいるため、天候に左右されやすく、急激な人口増加に対して十分な食糧供給が困難な状況にある。
 このような状況のもと、ガーナ政府は、主要穀物(米)の調達に必要な資金につき、わが国政府に対して無償資金協力を要請してきたものである。

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