
セネガル柔道連盟に対する文化無償協力について
平成13年3月28日
- わが国政府は、セネガル共和国政府に対し、セネガル柔道連盟(the Judo Federation of Senegal)が柔道器材(畳、柔道着等)を購入するため、4,160万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が3月27日(日本時間28日)、ダカールにおいて、わが方古屋昭彦在セネガル大使と先方マクタール・ディオップ経済・大蔵大臣(Mr.Makhtar DIOP,Minister of Economy and Finance)との間で行われた。
- セネガル柔道連盟は、セネガル国内における柔道の指導、普及を活動の軸とし、セネガル全土の道場、柔道の指導者および選手を統括している。同連盟は、1961年の設立当初よりわが国柔道団体と親密な関係を保ち、過去8回、国際交流基金から柔道専門家が派遣されている他、毎年、日本大使杯の大会を開催しており、日本・セネガル間のスポーツ・文化交流推進のため貴重な役割を果たしている。同連盟は新たな柔道器材を購入することを希望しているが、予算上の制約から困難な状況にある。
こうした状況の下、セネガル政府は、セネガル柔道連盟が柔道器材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。