国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

モザンビークに対する無償資金協力(食糧援助)について

平成13年3月21日

  1. わが国政府は、モザンビーク共和国政府に対し、5億1,000万円を限度とする額の無償資金協力(食糧援助(Food aid))を行うこととし、このための書簡の交換が3月21日(水)、マプートにおいて、わが方野瀬芳宏在モザンビーク大使と先方パトリシオ外務協力副大臣(His Excellency Mr.hipolito Zozimo Patoricio, Deputy Minister of Foreign Affairs and Cooperation of the Republic of Mozambique)との間で行われた。

  2. モザンビークは、内戦の影響に加え、多くの難民が帰国し、食糧の需要が増大している。内戦終了後、食糧生産は着実に増加しており、国内需要の70%程度を賄う程度まで回復しているが、不足量については引き続き援助国からの食糧援助に依存している。さらに、2000年1月から3月にかけて襲われたサイクロンにより引き起こされた洪水災害により、穀物不足が生じている。
     このような状況のもと、モザンビーク政府は食糧(米)の購入のための資金につき、わが国政府に対し無償資金協力を要請してきたものである。

  3. なお、この食糧援助は、昨年発生した洪水災害に対する支援として、わが国が昨年5月のローマにおける支援国会合で表明した短期的支援3,000万ドルの一環として実施されるものである。
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