
カーボベルデのヴァヴァ・ドゥアルテ競技場に対する文化無償協力について
平成13年3月19日
- わが国政府は、カーボベルデ共和国政府に対し、ヴァヴァ・ドゥアルテ競技場(the Vava Duarte Sports Pavillion)がスポーツ器材(柔道、ボクシング、トレーニング用器材)を購入するため、3,630万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が3月19日(月)、セネガルのダカールにおいて、わが方古屋昭彦在カーボベルデ大使(セネガルにて兼轄)と先方ジュリオ・デ・ヴァスコ・スーザ・ロボ在セネガル・カーボベルデ共和国大使(Julio deVasco SOUSA LOBO, Ambassador of Republic of Cape Verde in Republic of Senegal)との間で行われた。
- ヴァヴァ・ドゥアルテ競技場は、1986年に設立されたカーボベルデ最大のスポーツ施設で、国民のスポーツ活動推進に中心的な役割を果たしている。同国では、競技場の施設を整備して各種スポーツ選手の裾野を広げるため、新たなスポーツ器材を購入することを希望しているが、予算上の制約から困難な状況にある。
こうした状況の下、カーボベルデ政府は、ヴァヴァ・ドゥアルテ競技場がスポーツ器材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。