
マダガスカル高等師範学校に対する文化無償協力について
平成13年1月31日
- わが国政府は、マダガスカル共和国政府に対し、マダガスカル高等師範学校(the Higher Teacher Training School, University of Antananarivo)が体育器材(体操、柔道、バスケットボール、バレーボール用器材)を購入するため、4,180万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が1月31日(水)、アンタナナリボにおいて、わが方日向精義在マダガスカル大使と先方リラ・ラツイファンドリアマナナ外相(Madame Lila Ratsifandrihamanana, Minister of Foreign Affairs)との間で行われた。
- マダガスカル高等師範学校は、マダガスカル唯一の体育教師養成機関として、将来の体育教師の養成の他、現役の体育教師に対しても継続して講義、実技養成を行っている。しかしながら、同校所有の体育器材の多くは老朽化が進んでおり、傷みの激しい器材を何とか修理して使用している状態である。このため同校は、新しい体育器材を購入することを希望しているが、予算上の制約から困難な状況にある。
こうした状況の下、マダガスカル政府は、マダガスカル高等師範学校が体育器材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対して文化無償協力を要請してきたものである。