
レバノンのレバノン大学に対する文化無償協力について
平成13年1月24日
- わが国政府は、レバノン共和国政府に対し、レバノン大学(Lebanese University)がLL機材(語学学習用機材)を購入するため、2,480万円を限度とする額の文化無償協力を行うこととし、このための書簡の交換が1月24日(水)、ベイルートにおいて、わが方小川整一在レバノン臨時代理大使と先方アブドルラヒーム・ムラード教育相(Mr. Abdul Rahim Mourad, Minister of Education and Higher Studies)との間で行われた。
- レバノン大学は、1959年に創立されたレバノン唯一の国立総合大学である。同国では、日本語および日本文化に対する関心が年々高まっている。現在同大学では、日本語コースを開設しているが、授業の効率化を促進するためには語学教育機材の拡充が急務となっている。しかしながら、同センターでは、LL機材等語学教育用機材を十分に有しておらず、言語教育に支障をきたしている。
このような状況の下、レバノン政府はレバノン大学がLL機材を購入するために必要な資金につき、わが国政府に対し、文化無償協力を要請してきたものである。