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モーリタニアに対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換について

平成26年11月28日

  1. 11月28日(現地時間27日),モーリタニア・イスラム共和国の首都ヌアクショットにおいて、我が方吉田潤駐モーリタニア大使と先方シディ・ウルド・ターハ経済・開発大臣(His Excellency Mr. Sidi Ould Tah, Minister of Economic Affairs and Development, Islamic Republic of Mauritania)との間で4億5,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換が行われました。
  2. モーリタニアでは,干ばつ,洪水,バッタの大量発生,家畜伝染病などの影響により,数十年にわたって食糧危機に見舞われており,年間を通じて約10%の国民が食糧不安状態にあり,そのうち約18万人が特に深刻な状況にあります。本件は,モーリタニアが食糧不足に直面している状況に鑑み,飢餓の軽減,栄養状態の改善等を目的として,食糧援助を実施するものです。
  3. 我が国は,2013年の第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において,対アフリカ支援策の基本理念である「人間の安全保障」の推進を表明しており,この協力により,モーリタニアにおける食糧の供給状況の改善に貢献することが期待されます。

(参考)モーリタニア概況

  • モーリタニア・イスラム共和国はアフリカ西部に位置し,面積は102.6万平方キロメートルを有し,人口は約350万人(UNFPA,2011年),一人当たり国民総所得(GNI)は1,000米ドル(世界銀行,2011年)。

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