
タンザニアに対する無償資金協力に関する書簡の交換について
平成26年3月31日
- 本31日(現地時間同日),タンザニア連合共和国のダルエスサラームにおいて,我が方岡田眞樹駐タンザニア大使と先方サバシウス・リクウェリレ財務省次官(Dr. Servacius B. Likwelile, Permanent Secretary, Ministry of Finance)との間で,3億8,000万円を限度とする無償資金協力「貧困農民支援(The food security project for underprivileged farmers)」に関する書簡の交換が行われました。
- この協力は、タンザニアの食糧増産支援を目的とし、肥料を購入するための資金を供与するものです。タンザニアでは、労働人口の約74%が農業に従事しており、その成長が同国における貧困削減の鍵の一つです。この協力により、タンザニアの農業生産性及び貧困農民の所得の向上が期待されます。
- 我が国は,2013年6月に開催された第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において,「2018年までにサブサハラ・アフリカでのコメ生産を2,800万トンに増加」することを表明しており,本件協力はこの公約を具体化するものです。
(参考)
- タンザニア連合共和国は,東アフリカのインド洋に面し,面積約94.5万平方キロメートル,人口約4,622万人(2011年,世銀),人口1人当たりのGNI(国民総所得)は540米ドル(2011年,世銀)。