
マーシャル諸島共和国に対するノン・プロジェクト無償資金協力「途上国の要望を踏まえた工業用品等の供与」に関する交換公文の署名について
平成26年2月14日
- 本14日,東京において,我が方三ツ矢憲生外務副大臣と先方フィリップ・H・ムラー外務大臣(Hon. Phillip H. Muller, Minister of Foreign Affairs of the Republic of the Marshall Islands)との間で,2億円のノン・プロジェクト無償資金協力「途上国の要望を踏まえた工業用品等の供与」に関する交換公文の署名が行われました。
- マーシャル諸島共和国は,生活必需品のほぼ全て輸入に依存していることもあり,貿易収支が恒常的に赤字となっています。今回の協力はこのような厳しい経済状況にあるマーシャル諸島共和国に対して必要な資機材を購入するための資金を供与するものであり,これによりマーシャル諸島共和国の経済社会開発努力の促進に貢献することが期待されます。また,今回の協力では,東日本大震災の被災地で生産された製品を調達することにより,被災地復興への貢献も期待されます。
- 我が国政府は,これまで一貫して,マーシャル諸島共和国を含む太平洋島嶼国の良きパートナーとして同地域に対する支援を行っており,本件協力もマーシャル諸島共和国の繁栄と安定に資する日本の協力として実施するものです。
(参考)
- マーシャル諸島共和国は,面積180平方キロメートル(霞ヶ浦とほぼ同じ),人口約5万5千人(2011年)。