
モーリタニアに対する無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換について
平成26年1月24日
- 本24日(現地時間23日),モーリタニア・イスラム共和国の首都ヌアクショットにおいて,我が方吉田潤駐モーリタニア大使と先方シディ・ウルド・ターハ経済・開発大臣 (Sidi Ould Tah, Minister of Economic Affairs and Development, Islamic Republic of Mauritania)との間で5億2,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換が行われました。
- モーリタニアでは,集中豪雨による洪水被害,砂漠化の進行,人口の増加等により食糧が慢性的に不足しています。本件は,このようなモーリタニアの状況に鑑み,同国の深刻な食糧不足緩和のため,食糧援助を実施するものです。
- 我が国は,2013年の第5回アフリカ開発会議(TICAD V)において,対アフリカ支援策の基本理念である「人間の安全保障」の推進を表明しており,この協力により,モーリタニアにおける食糧の供給状況が改善し,食糧不足や栄養不足人口の削減に貢献することが期待されます。
(参考)
- モーリタニア・イスラム共和国はアフリカ西部に位置し,面積は102.6万平方キロメートルを有し,人口は約350万人(世銀,2011年),一人当たりGNI(国民総所得)は1,000米ドル(世銀,2011年)。