
モザンビークに対する無償資金協力(「ナカラ港緊急改修計画(追加分)」)に関する交換公文の署名
平成25年10月30日
- 本30日(現地時間同日),モザンビーク共和国の首都マプト市において,我が方橋本栄治駐モザンビーク大使と先方マニュエラ・ジョアキン・レベロ運輸通信副大臣(H.E. Mrs. Manuela Joaquim Rebelo, Deputy-Minister of Transport and Communications of the Republic of Mozambique)との間で,2012年12月10日署名済みの一般プロジェクト無償資金協力「ナカラ港緊急改修計画」(The Project for Urgent Rehabilitation of Nacala Port)(26億6,600万円)について,為替相場の変動等の事情から,贈与の限度額を32億円に変更することに関する書簡の交換が行われました。
- 案件の概要
(1)この協力は,モザンビーク北部の主要港であるナカラ港のコンテナヤードの改修,消火設備の設置や荷役機材の供与等を行うものです。
(2)モザンビーク北部のナカラ港は今後,ナカラ回廊をはじめとするアフリカ南東部の拠点港として,取扱貨物量が大幅に増加するものと見込まれています。しかしながら,同港は,完成から約40年が経過し,施設及び機材の老朽化による物流への支障が顕在化しています。
(3)この協力により,港の物流機能が改善し,貨物取扱量の増加や,荷役作業の安全性の向上につながることが期待されます。また,ナカラ回廊の拠点となる同港の機能を強化することにより,我が国が推進するナカラ回廊総合開発の一層の進展につながることが期待されます。
(参考)