
ホンジュラスに対する無償資金協力(「デモクラシア橋補修計画(追加分)」)に関する交換公文の署名
平成25年10月24日
- 本24日(現地時間23日),ホンジュラス共和国の首都テグシガルパ市において,我が方岡田憲治駐ホンジュラス大使と先方ミレヤ・アグエロ・デ・コラーレス外務大臣(H.E. Ms. Mireya AGÜERO de Corrales, Secretary of State for Foreign Affairs of the Republic of Honduras)との間で,本年3月19日(現地時間18日)署名済みの防災・災害復興支援無償資金協力「デモクラシア橋補修計画」(The Project for Restoration of the Democracia Bridge)(5億2,000万円)について,為替相場の変動等の事情から,贈与の限度額を5億6,200万円に変更することに関する書簡の交換が行われました。
- 案件の概要
ホンジュラスでは,ハリケーンや地震などの自然災害が頻発しています。2009年に発生したホンジュラス北部沖地震(M7.1)の際には,被害は広範囲に及び,主要な橋梁も損傷または落橋しました。2003年に我が国の支援で建設したホンジュラス北部,経済都市サンペドロスーラ近郊のデモクラシア橋も,同地震により発生した地盤沈下の影響等で補修が必要な状態となり,これまで応急措置を施し継続使用していました。
この計画は,デモクラシア橋の橋脚及び橋台の補修・補強工事,伸縮装置の交換工事等を行うものです。これにより,物流の重要地点となっているホンジュラス北部において,安全で円滑な交通が確保され,地域の経済活性化に貢献することが期待されます。
(参考)