
モンゴルに対する無償資金協力「人材育成奨学計画」に関する交換公文の署名について
平成25年6月28日
- 本28日(現地時間同日),モンゴルの首都ウランバートルにおいて,我が方清水武則駐モンゴル大使と先方ロブサンワンダン・ボルド外務大臣(Mr. Luvsanvandan BOLD, Minister for Foreign Affairs)との間で2億3,600万円を限度とする無償資金協力「人材育成奨学計画」(The Project for Human Resource Development Scholarship)に関する交換公文の署名が行われました。
- モンゴルが,我が国による支援を通じて民主主義国家としてさらに成長し,経済発展していくことは,東アジア地域の安定及び我が国の安全保障と経済的繁栄にとって重要であるとともに,同国は,石炭,銅,ウラン,レアメタル・レアアース等の豊富な地下資源に恵まれていることから,我が国の資源やエネルギーの安定的供給確保にとっても重要な意味を持ちます。
- 本計画は,モンゴルの将来を担う若手行政官等18名を対象に,日本の大学に留学するために必要な学費等を供与するものです。この計画の実施により育成される人材が,将来,各分野で同国の抱える開発課題の解決に貢献するとともに,両国の相互理解,友好関係の構築に寄与することが期待されます。
(参考)
- モンゴルは,国土面積156.4万平方キロメートル(日本の約4倍),人口約283万人(2011年)。