国別地域別政策・情報 国別約束(年度別交換公文(E/N)データ)

アフガニスタン・イスラム共和国に対する無償資金協力「ゴール県病院改修計画」に関する書簡の交換について

平成24年1月15日

  1. 1月15日(日曜日)(現地時間同日),アフガニスタン・イスラム共和国の首都カブールにおいて,我が方岡田誠司臨時代理大使と先方アマヌッラー・ジェイフーン外務省第一政務局長(Mr. Amanullah Jayhoon, Director General, First Political Department, Ministry of Foreign Affairs, Islamic Republic of Afghanistan)との間で,6億2,300万円の無償資金協力「ゴール県病院改修計画」(The Project for Rehabilitation of the Provincial Hospital in Ghor Province)に関する交換公文の署名式が行われました。

  2. この病院改修計画は,国際社会の支援がこれまで届きにくかった中央高地のゴール県において,県病院の施設の改修を実施するものです。この病院は,県都チャグチャラン市にあるゴール県の中核的な医療機関ですが,開院から45年が経ち,施設全体が老朽化し,また,電力や冬季用暖房などが正常に供給されていない状況です。

  3. ゴール県において,我が国はこれまでも草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じて,クリニックを建設する等医療分野での支援を実施していますが,同県においてはいまだ十分な医療環境が整っているとは言えず,引き続き医療環境の改善に向けた取組みが必要です。
     本件実施により,医療施設や電力等付帯設備が整備され,ゴール県民約62万人(内チャグチャラン市民約3万5千人)が,向上した保健医療サービスを受けることが可能となり,市民生活の安定に繋がることが期待されます。

(参考)
  1. アフガニスタン・イスラム共和国の人口は約3,000万人(推定)。面積は65.2万平方キロメートル(日本の約1.7倍)。
  2. 計画実施地域地図(PDF)PDF

Adobe Acrobat Readerダウンロード Adobe Systemsのウェブサイトより、Acrobatで作成されたPDFファイルを読むためのAcrobat Readerを無料でダウンロードすることができます。左記ボタンをクリックして、Adobe Systemsのウェブサイトからご使用のコンピュータのOS用のソフトウェアを入手してください。

このページのトップへ戻る
目次へ戻る