平成24年1月12日
- 本12日(木曜日)(現地時間同日),アフガニスタン・イスラム共和国の首都カブールにおいて,我が方髙橋礼一郎駐アフガニスタン大使と先方ピーター・クローリー・ユニセフ・アフガニスタン事務所代表(Mr. Peter Crowley, Representative, United Nations Children's Fund Afghanistan Country Office)との間で,18億9,500万円の無償資金協力「中央高地三県における学校建設計画」(The Project for Construction of Schools in Three Central Highland Provinces)に関する交換公文の署名式が行われました。
- 本件学校建設計画は,国際社会の支援がこれまで届きにくかった中央高地三県(バーミヤン県,ゴール県,ダイクンディ県)において,ユニセフと連携して,学校70校を建設し,約50,000人の児童が学習にふさわしい環境で授業を受けることができるようにするとともに,学校関係者の研修及び衛生教育を実施するものです。
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アフガニスタンにおいて,我が国はこれまでも草の根・人間の安全保障無償資金協力やユニセフ等との協力を通じて学校建設や識字教育等,教育分野での支援を実施していますが,いまだ,学校に通えない児童が多数残されており,引き続き教育環境の改善に向けた取組みが必要です。この計画の実施により,アフガニスタンの教育環境が一層改善され,その自立に向けた取組みを後押しすることが期待されます。
(参考)
- アフガニスタン・イスラム共和国の人口は約3,000万人(推定)。面積は65.2万平方キロメートル(日本の約1.7倍)。
- 計画実施地域地図(PDF)

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