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ジンバブエ共和国に対する国際連合児童基金(ユニセフ)を通じた
無償資金協力「小児感染症予防計画」に関する書簡の交換について

平成23年3月29日

  1. 本29日(火曜日)(現地時間同日),ジンバブエ共和国の首都ハラレにおいて,我が方森田幸一駐ジンバブエ国大使と先方ピーター・サラマ国際連合児童基金(ユニセフ)ジンバブエ事務所代表(Dr. Peter Salama, UNICEF Representative in the Republic of Zimbabwe)との間で,4億6,400万円の無償資金協力「小児感染症予防計画」(The Project for Infectious Diseases Prevention for Children)に関する書簡の交換が行われました。

  2. ジンバブエでは,2000年以降の政情不安や,干ばつ等により経済活動及び国民生活に大きな困難が生じています。我が国は,人間の安全保障を重視する観点から,一般住民に広く裨益する緊急人道,保健医療等の分野で国際機関連携等の支援を行ってきています。

  3. 本件計画は,ユニセフと協力し,ジンバブエにおいて感染症対策を実施するために必要な予防接種用ワクチン(BCG,三種混合,ポリオ,はしか,破傷風等)を供与するものです。本件協力により,ジンバブエにおいて約37万人の乳幼児及び約50万人の妊産婦に対する予防接種に貢献することが期待されます。

  4. 我が国は,2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)等において,アフリカ諸国の保健分野における取組への協力を強化することを表明しており,本件協力はこれを具体化するものです。

(参考)
 ジンバブエ共和国はアフリカ南部に位置し,面積は39万平方キロメートルを有し,人口は約1,246万人(世銀,2008),一人当たりGNI(国民総所得)は約340米ドル(世銀,2008)。

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