モロッコ国に対する無償資金協力
「高アトラス地域における洪水予警報システム構築計画」に関する
書簡の交換について
平成23年3月23日
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3月23日（水曜日）（現地時間同日），モロッコ王国首都ラバトにおいて，我が方柳谷俊範駐モロッコ王国特命全権大使と先方アブデルクビール・ザウードゥ水利・環境担当国務長官（H.E. Mr. Abdelkbir ZAHOUD, Secretary of State in charge of Water and Environment）との間で，5億8,600万円を限度とする防災・災害復興支援無償資金協力「高アトラス地域における洪水予警報システム構築計画」（The Project for Flood Forecasting and Warning System in High Atlas Area）に関する書簡の交換が行われました。
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本計画の対象地域であるモロッコ王国中央部ウリカ川及びレラヤ川流域は，土石流等を伴う洪水により，数年に一度の頻度で大規模な人的被害が発生しています。本計画は，対象地域に観測・警報装置を設置し，避難活動等の指導を行うことで，洪水による人的被害を抑制することを目的としています。
- モロッコ王国は北アフリカに位置し，面積約46万平方キロメートル（日本の約1.2倍）を有し，人口3,199万人（世銀，2009年），1人当たりGNI（国民総所得）は 約2,790ドル（世銀，2009年）の国。
- 計画概要図（PDF）
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