平成23年3月21日
- 3月21日(月曜日)(現地時間同日),ブータンの首都ティンプーにおいて,我が方齋木昭隆駐インド国大使(ブータン大使兼務)と先方カルマ・ツェテーム国民総幸福委員会次官(Mr. Karma Tshiteem, Secretary, Gross National Happiness Commission)との間で,1億3,000万円の無償資金協力「貧困農民支援」に関する書簡の交換が行われました。
- ブータンの農業は国民総生産の2割,労働人口の8割を占める基幹産業であり,政府は第10次5カ年計画において,農業生産性及び効率化の向上を目的とした農業機械化の進展を重点分野としています。
- 本件協力による二輪トラクター等農業機械の供与により,農作業の効率化を図り,主要食用作物である米・小麦・トウモロコシの増産と,貧困農民の収入向上が図られることが期待されます。
(参考)ブータンは,面積約3万8千平方キロメートル,人口約68万人(2009年,ブータン政府資料),人口1人当たりのGNI(国民総所得)2,030米ドル(2009年,世銀)。