平成22年3月10日
- 本10日(水曜日)(現地時間同日)、チュニスにおいて、我が方多賀敏行駐チュニジア国大使と先方エリエス・カスリ外務省アメリカ・アジア総局長(Mr. Elyés KASRI, Director General for American and Asian Affairs, Ministry of Foreign Affairs)との間で、45億9,600万円を限度とする円借款「首都圏通勤線電化計画(II)」に関する書簡の交換が行われました。
- 本件は、チュニジア首都圏南部の通勤線(チュニスからボルジュ・セドリア)23キロメートルの電化を行なうもので、我が国政府は、2000年に本計画に対し、円借款を供与しました。
今般のチュニジア共和国政府に対する円借款「首都圏通勤線電化計画(II)」は、本件実施中に発生した資材価格の高騰及び為替の変動等を理由とする事業費の増加に対処するため、追加的に資金供与を行うものです。
本計画の実施により、輸送力の増強(運送本数約43%増)、所要時間の短縮等サービスレベルの改善、周辺沿線の地域開発等につながることが期待されます。
供与条件
(1)金利:年1.40%
(2)償還期間:25年(7年の据置期間を含む。)
(3)調達条件:一般アンタイド
(参考)
案件位置図(PDF)
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