平成22年3月16日
- 3月16日(火曜日)(現地時間同日)、ブルキナファソの首都ワガドゥグーにおいて、我が方杉浦勉大使と先方ベドゥマ・アラン・ヨダ国務大臣、外務・域内協力大臣(Mr. Bedouma Alain YODA, State Minister, Minister of Foreign Affairs and Regional Cooperation)との間で、我が国のブルキナファソに対する6,180万円を限度とする一般文化無償資金協力「ブルキナファソ柔道連盟柔道器材整備計画(the Project for the Improvement of Judo Equipment of Burkinabe Federation of Judo)」に関する交換公文の署名式が行われました。
- ブルキナファソにおいて柔道は非常に人気の高いスポーツであり、ブルキナファソ柔道連盟はスポーツ省の傘下に1963年に創設され、現在では全国に25クラブを有し活動を展開しています。同連盟はこれらのクラブの道場を通じて、ブルキナファソにおける柔道普及とレベルアップ、柔道を通じた青少年の健全な育成に重要な役割を果たしています。
- 本計画は、ブルキナファソにおける柔道振興や柔道を通じた青少年の健全な育成のために、同柔道連盟の活動に必要な柔道器材を整備するもので、同国における柔道環境が改善され、適切な環境の下で柔道の練習や試合を行うことが可能となります。
- 我が国としては、伝統武道である柔道の普及を日本理解の促進に繋がるものとして積極的に支援しており、本計画により柔道を通じた人的交流や日本独自の文化・精神への高まりが促進することが期待されます。
(参考)
ブルキナファソは面積約27万平方キロメートル(日本の約70%)、人口1,520万人(UNFPA、2008年)一人当たりのGNI(国民総所得)480米ドル(世銀、2008年)