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モンテネグロに対する一般文化無償資金協力「モンテネグロ国立劇場音響及び視聴覚機材並びに楽器整備計画」に関する交換公文署名式について

平成21年7月16日

  1. 7月16日(木曜日)(現地時間同日)、モンテネグロの首都ポドゴリツァにおいて、我が方角崎利夫駐モンテネグロ国大使(セルビアにて兼轄)と先方ミラン・ローチェン外務大臣(His Excellency Mr. Milan Rocen , Minister of Foreign Affairs)との間で、我が国のモンテネグロに対する一般文化無償資金協力「モンテネグロ国立劇場音響及び視聴覚機材並びに楽器整備計画(the Project for the Improvement of Sound and Audio-Visual Equipment and Musical Instrument of Montenegrin National Theatre)」に関する3,980万円を限度とする交換公文の署名式が行われました。
  2. 2006年に独立したモンテネグロは、観光業を中心に経済開発を進め、また、将来のEU加盟に向けて改革努力を続けています。モンテネグロが安定した民主的国家として発展することが、西バルカン地域全体の安定にとり重要であることから、我が国としても同国の改革努力を支援しています。
  3. 本計画は、モンテネグロで最も重要な劇場であり、首都のみならず、地方や野外ステージでの公演を通じ、文化・芸術、情操教育の普及を図っているモンテネグロ国立劇場に対し、可動式の音響機材、演出効果用プロジェクター、コンサート用グランドピアノを購入するために必要な資金を供与するものです。この計画の実施により、同劇場の実施する公演の質が高まるとともに、より活発な活動が可能となり、モンテネグロ国民全体に裨益するのみならず、観光面でも効果が期待されます。また、この計画の実現を契機とした、日本とモンテネグロ間の文化交流の促進も期待されます。

(参考)

 モンテネグロは面積1万3,812平方キロメートル(福島県とほぼ同じ)、人口60万人(2007年)、一人当たりの国民総所得5,270米ドル(2007年)

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