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アフガニスタン・イスラム共和国に対する無償資金協力「カブール国際空港誘導路改修計画(詳細設計)」に関する書簡の交換について

平成22年3月22日

  1. 本22日(月曜日)(現地時間同日)、カブール市において、我が方廣木重之駐アフガニスタン国大使と先方ザルメイ・ラスール・アフガニスタン・イスラム共和国外務大臣(Dr. Zalmai Rassoul, Ministry of Foreign Affairs of Islamic Republic of Afghanistan)との間で、5,600万円を限度とする一般プロジェクト無償資金協力「カブール国際空港誘導路改修計画(詳細設計)」(the Project for Rehabilitation of Airfield Pavements at Kabul International Airport (Detailed Design))に関する書簡の交換が行われました。
  2. アフガニスタンでは、長期に亘る内戦により、国内の殆どの生活基盤が破壊されました。経済社会の諸施設が壊滅的な打撃を受け、同国内では、現在、首都カブールの国際空港とカンダハール空港の2空港が国際線の発着空港として機能していますが、特に近年航空機の離発着増加が著しいカブール国際空港においては、誘導路と駐機場の劣化及び長年の維持管理不足のため、航空機の安全運航に支障を生じかねない状況にあります。
  3. 本件計画は、今後、年に約100万人の旅客が見込まれるカブール国際空港の誘導路、駐機場の舗装・拡張及び誘導路灯等を敷設することで、航空機の安全運航を確保することを目的としています。本件計画により、カブール国際空港における航空機の安全運航を確保するとともに、今後同空港の発着便数が増え、同国の経済発展の促進に資することが期待されます。

(参考)

 アフガニスタンの面積は約65.2万平方キロメートル(日本の約1.7倍)、人口は約3,000万人(推定)である。

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