平成22年3月22日
- 本22日(月曜日)(現地時間同日)、アフガニスタン・イスラム共和国の首都カブールにおいて、我が方廣木重之駐アフガニスタン国大使と先方ザルメイ・ラスール・アフガニスタン・イスラム共和国外務大臣(Dr. Zalmai Rassoul, Ministry of Foreign Affairs of Islamic Republic of Afghanistan)との間で、16億円の無償資金協力(ノン・プロジェクト無償)に関する書簡の交換が行われました。
- アフガニスタンの復興と開発は、「テロとの闘い」の文脈において、不安定な状況が続く中東地域の安定にとって大きな意味を持つ、国際社会全体の関心が極めて高い課題です。国家の再建途上にあるアフガニスタンは、巨額の経常収支赤字や公的債務を抱え、開発事業を実施するための費用や行政経費を賄うための国内歳入が絶対的に不足しており、国家運営のためにドナーからの支援が不可欠な状況です。
- 今次協力は、アフガニスタンの厳しい経済状況を緩和するため、必要な物資を購入するための資金を供与するものであり、アフガニスタン国内の安定化や復興・開発に資することが期待されます。
(参考)
アフガニスタン・イスラム共和国の人口は約3,000万人(推定)と言われており、面積は65.2万平方キロメートル(日本の約1.7倍)。