平成22年3月18日
本18日(木曜日)(現地時間同日)、ガボンの首都リーブルビル市において、我が方加藤基駐ガボン国大使と先方ローズ・ベカレ外務・国際協力・仏語圏副大臣(Rose BEKALE, Ministre délégué auprès du Ministre des Affaires Étrangères, de la Coopération Internationale et de la Francophonie)との間で、以下2件の無償資金協力(総額13億7,000万円)に関する書簡の交換が行われました。
(1)「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」(供与額:6億7,000万円)
(2)「森林保全計画」(供与額:7億円)
案件の概要は以下の通りです。
(1)「太陽光を活用したクリーンエネルギー導入計画」は、首都に所在する外務省及びオマールボンゴ大学に対して、系統連系型太陽光発電システム等の機材供与及び技術支援を行うことにより、温室効果ガスの排出削減に貢献するものです。
(2)「森林保全計画」は、効果的な森林管理計画策定に必要な基本情報を収集するとともに、森林のモニタリング・評価を行うための資機材等を供与し、関連する技術支援を行うことにより、森林破壊の抑制、管理された森林開発、温室効果ガスの排出削減に貢献するものです。
(参考)
ガボン共和国はアフリカの西部に位置し、国土面積は26.7万平方キロメートル、人口は140万人(2007年、世銀)、人口1人当たりのGNI(国民総所得)は6,450米ドル(2007年、世銀)。