平成22年3月9日
- 本9日(火曜日)(現地時間同日)、モーリタニア・イスラム共和国の首都ヌアクショットにおいて、我が方東博史駐モーリタニア国大使と先方シディ・ウルド・ターハ経済・開発大臣(Sidi OULD TAH, Ministre des Affaires Economiques et du Developpement)との間で、5億9,000万円の無償資金協力(食糧援助)に関する書簡の交換が行われました。
- モーリタニア・イスラム共和国は集中豪雨による洪水被害、砂漠化の進行、人口の増加等により食糧が慢性的に不足している状況です。本件は、このようなモーリタニアの状況に鑑み、同国の深刻な食糧不足緩和のため、食糧援助を実施するものです。
- 我が国は、2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICAD IV)等において、アフリカ諸国の農業・食料分野における取組への協力を強化することを表明しており、本件協力はその支援策を具体化するものです。
(参考)
モーリタニア・イスラム共和国はアフリカ西部に位置し、面積は102.6万平方キロメートルを有し、人口は約310万人(世銀、2008)、一人当たりGNI(国民総所得)は約840米ドル(世銀、2008)。